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​代表挨拶

 当社は2017年の11月に産声をあげたアグリ事業を行うスタートアップです。2020年12月には、福島県田村市の復興推進計画に基づき、同市内の都路町地区で建設を進めていた最新鋭の完全閉鎖型植物工場を稼働させました。

 当社の植物工場では、自動化による大幅な省人化とともに、雑菌数が少なく衛生度の高いレタスや、植物工場内のレタスだけを使った消費期限の長いカットレタスやカップサラダの生産が可能です。工場内には大規模な実証施設が備わっており、今後は和光理研Labでの基礎研究成果をさらに発展させ、他に類を見ない近未来型の農業を実現させていく計画です。

 日本の農業は今多くの問題を抱えています。農業従事者の高齢化や担い手不足、世界的規模で頻発している異常気象や天候不順など、農業全体を取り巻く環境は一層厳しさを増しています。当社では植物工場で培った最先端の技術をこれらの課題解決に生かしながら、過疎の進んだ地域や土地の限られた都市部、自然環境の厳しい場所でも実現可能なレジリエント且つ持続可能な農業を目指してまいります。

 新型コロナウイルス等の感染症の拡大によって衛生環境や食の安全性が一層求められるなか、最先端の技術によって植物工場内の衛生度やセキュリティ度をより高度に保ち、「安心」「安全」な商品の「安定」供給を通じて、東日本大震災による被災地域の復興に貢献してまいります。

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​代表取締役

沼上 透

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企 業 理 念

​農業分野における最先端の工業技術や栽培技術を国内外に広め、再生可能エネルギーとの融合によって食料を地産地消できるシステムを構築し、安心・安全な食料の安定供給を通じて持続可能な社会の実現を目指していく

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